暮らしの保健室に行ってきました

ストーリー/story|2014/12/23 posted.

ケアクリ会議(2014年8月3日開催)のゲストスピーカー、秋山正子さんの活動拠点である「暮らしの保健室」を訪問しました。

東京の真ん中、東新宿駅から徒歩5分、35棟6000人の方が住んでいる巨大団地の一角に暮らしの保健室はありました。大きなガラス窓と木造のドアが目印。2011年7月にスタートして今月で丸3年。ゲストスピーカーの秋山正子さんはじめ、多くのボランティアスタッフの方の活躍により平日9時~17時まで地域に無料で開放されています。

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自分の体の調子について、医師には上手に相談できない、病院に行くほどではないかもしれないといった「ちょっとした」相談から、がんを患っている方の食事相談といった具体的な相談まで、気軽に立ち寄れる雰囲気を作って応えてくれる支え合いの場所になっています。

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自分の老いや病を受け止めるプロセスの中に、病院に行って診断を受けて薬を処方されて治療するというプロセスももちろんあるけれど、その前後には、日々の生活の延長線上で、いかに老いていく自分を受け止めるのか、病と向き合うかというプロセスがあると思います。では、そのプロセスを誰に相談したらいいのか、と考えると選択肢はとても少ない。

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若くて健康で元気なうちはなかなか、こういう気づきに出くわすことは少ないけれど、「暮らしの保健室」に実際に行ってみて、「暮らしの保健室」のような場所の役割の重要性を実感させられました。

イベント当日は、秋山さんにじっくりお話を伺えると思います。今から、とても楽しみです!

【暮らしの保健室ウェブサイト】
https://www.cares-hakujuji.com/services/kurashi

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